コリン欠乏を防ぐために

コリンは、あまり馴染みのない言葉かもしれません。 大まかにはビタミンの一種とされているのですが、体内で微量ながら生成することができるため、厳密にはビタミンに含まれません。 とは言え、様々な代謝プロセスに深く関わる、重要な成分であります。 食品ですと野菜、ナッツ類、小麦胚芽、卵黄、レバー、レタス、大豆などに多く含有されているものです。 コリンは体内で、酢酸との結合によってアセチルコリンというニューロ・トランスミッター(神経伝達物質)に変化し、交感神経・副交感神経のペアリングである自律神経系、神経と筋肉の媒介などのプロセスで活躍します。 細胞膜の維持や、多くの代謝活動に関係しています。 コリンは脂肪の適切な代謝にも関与します。 なのでコリンの欠乏は、脂肪の正しい分解を遂行させることができない状態を作り出し、肝臓に脂肪が蓄積されて代謝されない脂肪肝の原因になってしまいます。 コリンの摂取不足だけでなく、合成にマンガンを必要とするため、マンガンの欠乏がコリンの合成の信仰を妨げ、結果、コリン欠乏という自体に陥ってしまうケースも考えられます。 子犬の時期のめまぐるしい成長において多量のコリンが要請されます。成長期には特に食事や健康に問題がなくても、欠乏しやすい傾向にありますので、サプリメントの摂取を検討するとよいかもしれません。 他にも、神経系のトラブル、認知障害、疲労、肝炎など複数のトラブルにプラスの効果を持つものです。 血中コレステロール濃度の高い状態を緩和することにも使用されるケースがあります。 コリンは体内生成ができ、健康体の犬ならばそれで必要量を賄えるのですが、食事の偏りなどで欠乏することもあるので、忘れてはならない存在です。