屋根

屋根の素材④

屋根の素材として、瓦、金属、スレート以外にも数多くあります。 例えば、「トタン屋根」という名前でも知られる、トタンです。トタンとは薄い鋼板に亜鉛をメッキし、防錆性を高めた素材で、昔からの金属系の屋根はトタンた使われていることが多くなっています。トタンは薄いので、瓦やスレートと比べると軽量で、耐震性に優れているところ、またかつては大量に製造されていたこともあって、値段も比較的リーズナブルなところがそれぞれメリットとして上げられます。しかし、防音性、断熱性は十分ではなく、また亜鉛でめっきしていてもやはり錆を完全に防ぐことは難しいようです。また、デザインとしてもやや古めかしいところも欠点となり、現在の新築住宅において使われることは、あまりありません。 一方、新素材として注目を浴びているのが、アスファルトシングルです。ガラス繊維を原料としているこの素材は、日本においては金属屋根、スレート屋根、瓦屋根といったよく知られる屋根材よりも認知度という点ではあまり高くありません。しかしアメリカの住宅では広く使われています。軽量で使いやすく、とても柔らかいので屋根の形を選ばずに使用できることが魅力的です。また、その薄さからカバー工法にも適していると言われています。しかし、やはり屋根材として新しいアスファルトシングルは、認知度という点で劣っているので、そもそも施工業者が取り扱っていない、または取り扱いに慣れていないということが多く、その点で少し不安が残るところではあります。また、その軽さが、風の多い日本の風土に適しているのかという疑問の声をあげる業者もいます。また、使用には塗装が必要なので、メンテナンスに費用がかかります。

屋根工事

屋根の種類と工事

屋根と一口に言っても、様々な形状の屋根があります。自分で家を新築されるとなった場合、もちろん外観的に好みに合う、合わないということが優先されると思いますが、当然形状によってはそれ以外の長所や短所があります。デザイン性だけを重視して屋根を選んでしまった場合、その土地や風土などの環境に合っていないと住み心地の悪さや雨漏りなどの被害が起こりやすくなってしまうかも知れません。普段生活している中で、屋根に上ったり、屋根の様子をチェックしたりすることはほとんどありませんが、屋根は一年中日光、風雨にさらされ、大雨や台風、または黄砂といった自然現象の影響を強く受けており、経年劣化していくことは当然だと言えます。しかしそれに気付くのは大概雨漏りが起こったり、瓦が落ちてきたりしてからという人がほとんどではないかと思われます。 家を購入し、マイホームを持つことは、人生の大きな決断の上に成り立つものですが、いざ購入となった場合でも、屋根についての知識は持ち合わせていない人がほとんどではないかと思います。それだけに、雨漏りなどのトラブルがあった際に誤った業者に任せてしまい、損をしてしまうといったケースや、口車に乗って不安をかき立てられ、不要な工事を契約してしまうというケースが後を絶ちません。そうならないためにも、屋根に関する基本的なことは知っておくと良いでしょう。その上で日ごろから屋根に異常がないかをチェックしたり、何かあったときにではなく何かある前に冷静な視点で信頼の置けそうな施工業者を見つけておいたりするといったことが大切になってくるのではないかと思います。まずは家の屋根の素材を知り、その長所・短所を押さえておきたいところです。