屋根の素材③

スレート屋根とは、粘土版岩を原料とするスレートを用いた屋根のことです。昔から使用されていましたが、現代の新築の住宅においても最も一般的であると言われています。そのような背景には、他の屋根素材と比較して、安い費用で抑えることができることが挙げられるようです。ただし、素材となるのは天然のものと人工のものがありますが、やはり天然のものは入手しづらく、日本では産地がごく一部の地域となっており、ほとんどが輸入に頼っているというところもあり、人工のものと比べるとかなり高価になってしまうと言われ、特別なこだわりがない場合、人工のスレート素材が使われるようです。他のメリットとすると、スレート屋根は金属屋根ほどではないにしろ屋根材の中では軽いので、地震が起こっても家が倒壊してしまうという最悪のケースにはなりにくい点が挙げられます。また、色のバリエーションが他の素材と比べると豊富なので、デザイン性を重視する方にもおすすめできます。

ただし、もちろんデメリットもあり、素材そのものの耐久性は少し弱いと言われています。台風や竜巻などの自然災害ではスレートが割れてしまうといったことがあります。また、スレート素材を屋根として用いるにはその塗装が防水性や耐久性を担っています。もちろん塗装は経年劣化していきますので、10年程度の間隔で、塗装の塗り替えを行う必要もあります。こういったことを放っておくと、雨漏りなどのトラブルにつながったり、台風などの災害でスレートが落下して思わぬ怪我につながったりする可能性も考えられます。安価であっても、このような定期的なメンテナンスが欠かせないのが、スレート屋根の欠点となっています。

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