頭が痛い

頭痛は、その原因はさまざまで要因も異なります。

風邪や二日酔いなどが原因の日常的に起こる頭痛以外に、慢性的な頭痛があり、これらは、「一次性頭痛」といって頭痛そのものが疾患である病気です。

慢性頭痛には、片頭痛緊張型頭痛、群発頭痛があります。

片頭痛は、脳の血管が拡張し、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、この刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張しておこる疾患です。

ズキンズキンもしくはガンガンとした痛みで、頭の片側、もしくは両側が痛むこともあります。痛くなる前に、眼の前でチカチカとした光が見えたり、あくびや肩こりなどの症状が見られることもあります。

休みの日に起こりやすく、また、寝過ぎや寝不足、女性ホルモンの変動、空腹時、光や音の強い刺激などが片頭痛の主な原因といわれています。

一方、緊張型頭痛は、頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張して起こる症状で、筋肉の緊張で血流の悪化により、筋肉内に溜まった老廃物にその周囲の神経が刺激されて起きます。

パソコン操作などで長い時間同じ姿勢をとり続けていたり、ストレスによるものが多く、頭を締め付けられるような痛みが持続的に発症します。

うつ病など心の疾患が原因となることもあり、片頭痛を併発する場合もあります。

群発頭痛は、前の2つと比べると発症するケースは少ないのですが、目がえぐられるような激痛を生じます。群発地震のように、一定期間に集中して痛みが起こり、たいてい1、2か月は続きます。そして、半年から3年くらい経過した後、再び同じような頭痛が起こるのが特徴です。

いずれも緊急を要する痛みではありませんが、重篤な病気が隠れていることもあり、そのような疾患がないか、内科でも眼底検査を行うことがあります。