便秘・腹部膨満感

便秘に伴い腹痛が起きることもあります。

腸に硬い便が詰まる、自律神経が乱れ腸の動きが活発になる、便のかたまりが腸を刺激している、などが原因で腹痛が起きることがあるのです。

長い間溜まった便を押し出そうと腸に強い動きが起こり、突然キリキリと痛みがあらわれたり、痛みが出る場所は局部というよりは広範囲にわたることが多いです。

便秘で内科外来を訪れる患者の約9割が原因不明であり、生活習慣の改善と下剤で改善することができます。便秘に関しては、重篤な疾患である可能性が低いのですが、もともと快便だったのに最近、便秘になってきて便が出づらくなってきたなどの変調は、がんの可能性も考えられるので、内視鏡検査をしておいたほうが安心です。

便秘になると腸内にガスが発生しやすくなり、お腹が張ってきます。腸内の機能が低下し腸の動きが鈍くなった結果、腹部にガス溜まり排出することが困難になる症状・腹部膨満感につながります。お腹が張り、腹部にガスが溜まるなどの症状があらわれるのです。ガスの発生は便秘だけに起因するものではなく、食べすぎや飲みすぎ、早食いやストレスなど、便秘同様、生活習慣を改善することで改善がみられることが多いのですが、併発する病気として、胃炎や胃下垂、過敏性腸症候群などがあります。

また、大腸がんや腸閉塞、巨大結腸症、卵巣腫瘍などの大きな病気が潜んでいることもあり、吐き気を伴っていたり、便秘が1週間以上続いていたら、迷わずに内科を受診したほうがよいでしょう。

また、腹部膨満感は、妊娠時にもよくあらわれる症状です。妊娠により子宮が大きくなることで、胃腸などの消化器が圧迫され消化に時間がかかり胃腸の負担が多くなるのが原因です。